べりー ベリー berry~イケメン5兄弟に振り回される日々~
そうして汐輔クンは無言であたしの手を引いて行く。


―ドキンッ―


胸が高鳴る。


…引かれる右手が熱い…。


なんで…??


びっくりしてるのに…嬉しい。


彼女達から見えないトコロまで連れて行って手をはなした。


―ズキン―


手をはなさないでいてほしいと思った。


「…ありがとう。おかげで助かった」


「アイツらからはなれたくてしょうがなかったんだ」


あたしは汐輔クンの言葉なんて耳に入らなくて、さっきの胸の高鳴りと今の胸の痛みの根源はなにか…それが気になってしょうがなかった。


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