べりー ベリー berry~イケメン5兄弟に振り回される日々~
「…気に入らなかった…??」


あたしは横に首を振った。


「う…嬉しかっ…た…の…」


「よかった…」


そう言って彼はしゃがみながらあたしの肩を包んでくれた。


―ザザー…ザザー…―


波の音があたし達を包んでくれてる様、


大好きな彼の腕を見てあたしはまた涙を流した。



そのとき―――


「あぁー!!抜け駆けすんなよー!!」


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