少女のヴァンパイア
グレンはシュリーが眠ったのをみるとファイと一緒に部屋をでた。
そしてラントを連れて地下へいった。
地下を奥へ進んでいくとそこには大きい扉があった。
それは、この人間界とヴァンパイアの世界をつなぐ扉だった。
グレンはグレンの父―…ヴァンパイア国の王に呼び出されたのだった。
「ファイ。今から少しいってくる。
明日には戻る。」
「かしこまりました。グレン様。」
片膝をついていっているファイをみて、
グレンは扉を開けた。
そしてヴァンパイアの世界へとグレンとラントは消えていった。