少女のヴァンパイア
「あのふたりがいったいどう言う関係か気になる?」
ふたりがまだ話している時、
リーフが静かにイオラに近付いた。
イオラは突然のことに驚いた。
「ふたりがどう言う関係か気になる?」
そんなイオラにリーフはもう一度
同じ質問をした。
イオラはキルギスとリベルを悲しそうに見つめた。
そして少ししてイオラはリベルに顔を向けた。
「知りたいです。
ふたりがどういった関係か……」
まっすぐなイオラのまなざしに
リーフはニコッと笑った。
「ふたりはね、兄妹なんだよ。
母親はキルギスが生まれた時になくなって、父親は狂い人間を侵した。
…ほらさっきふたりが『あの人』って言っていたでしょ?
あれは父親のことだよ。
この世界では人間を侵すことは最もしてはいけないことなんだ。
ふたりの父親はこの世界を追放された。
…そこからかな?
ふたりの戦いが始まったんだ。」
「戦い?」
イオラは真剣に話を聞いていた。
いつの間にかフランも加わっていた。