少女のヴァンパイア

リーフたちが話していることを知らない

キルギスはクルリと半回転して、

リーフを見た。

「リーフ、私を部屋まで送ってくれる?」

リーフはにっこり笑って席をたった。

「勿論だよ。」

と言って部屋をでた。

ふたりで部屋に向かっている途中、

リーフはキルギスに聞いた。

「キルギスはさっきリベルになんて言ったの?」

キルギスはにっこり微笑んで、

「内緒♪」

と人指し指を口に当てた。

「気になるな。」

と言いながらも、

リーフはキルギスの笑顔をみて、

自分もまたにっこり微笑んだ。

それからキルギスは部屋に戻り、

ベットに座って、

自分がキルギスに言ったことを思い出した。


『実は私ね、リベルたちのこと応援してるよ?
小さい頃から私を守ってくれたリベルにやっと愛する人が出来てよかったと思うの。
…ただ、ちょっと悔しいけどね。』


「私もお人好しだな~」

と言って、

キルギスはベットに寝転がった。





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