少女のヴァンパイア

リベルはもう胸辺りまで灰になりかけていた。

「嫌っ!!リベルっ!!」

キルギスが叫ぶ。

リベルは死を受け入れているからか

とても穏やかだった。

リベルはひとり天井を見つめていた。

「…バーナード」

静かにリベルが呟いた。

今まで黙っていたバーナードの肩が少し動いた。

リベルは優しい笑みを浮かべながら

まだ天井を見つめていた。

「悪かった…な…
けど…君が…僕のこと…
『最大の友』って…認めてくれて…
嬉しかった…よ
本当は…もっと…もっと…君と…話がしたかった」

リベルの笑顔から

一筋の涙が流れた。












それは














キルギスがみた












最初で最後の涙―…














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