【実話】~17歳~浮気男を愛してる。


それから彼は、"ごめんね…"と何度か言ったぐらいにして帰って行った。







その夜、あたしは眠れなかった。


ちょうど、24時間テレビをやっていた時だから、看護婦さんが注意に来るまで、光を求めてテレビをつけていた。







暗闇が怖くて。


赤ちゃんの泣く声で、自分も一緒になって泣いた。





降ろした訳ではなかったけど…

後悔と、安心が変に絡み合って涙は一向に止まらなかった。


< 93 / 166 >

この作品をシェア

pagetop