君じゃないとダメなんだ

学校に着いて

本鈴ギリギリで教室に入った。


「ハァ…あーしんど。」


ドキドキしすぎな心臓も

朝から走った体も。


俺…大丈夫なん?

祥子とおったら気狂う。

俺が俺じゃなくなる。


恋愛ってホンマ

胸がキューッてなる。


カッターシャツのボタンを
1つ開けて
手で扇いで風を送る。


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