電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①



「早くしないと、誰かに取られちゃうぜ。」
宏康が言った。
「仕方ないだろう。気付いたのが遅かったんだから。」
忠が言った。
「あれ?場所が変わった!!」
武志が地図を見ながら叫ぶ。
「何!?変わった?」
健輔が言う。
「というよりも、一つじゃない。」
武志が言う。続けて健輔が、
「へ?」と。




「どういうこと?」
市役所の由梨が怒鳴り声で言う。
「だから、このままでは、サーバーダウンしてしまうんだよ!」
市役所の職員たちが必死に言う。
「なんで?普通じゃありえないでしょ。どういうこと?サーバーダウンなんて、誰かがハッキングしているわけじゃないでしょ。」
「はい。ただ・・・。」
「ただ?」
「もしかしたら、[デリネス]の影響かと。」
「[デリネス]?」



私と智美ちゃんも、妖怪大図鑑で、検索をしていた。
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