電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①

「・・・で、特徴に、画面を突然消すって打ち込んで。」
「うん。特徴に・・・。―――検索っと。」
ピーーーーー。ピッ。
「あ、出た。しかも1件。」
「いいの。1件で。もし、それ以上多かったら絞り込むのが難しいからね。」
「[デリネス]?」
「やっぱり、[デリネス]!」
「[デリネス]って鼠っぽい名前だけど、パンダの妖怪なんだ。」
「さてと、お姉ちゃんも調べたころだから、ここは協力するしかないか・・・。仕方ない。」
「智美ちゃん?」
智美ちゃんは、電話で誰かにかけ、話を始めた。そして、ずいぶん長く話していたような雰囲気だったが、電話を切って、
「やっぱり、お姉ちゃんも気づいてた。美希。ここから先なんだけど、市役所と協力していいかな?」
「え。別にいいよ。詳しい人がいればその方がいいし。」
「いや、詳しい方は、妖怪大図鑑の方なんだけど。」
「え!そっち?」
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