電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
私は、デンタに話した。信じてもらえるかは別として、さっき思い出したことを全て話した。
「そんな事が。心当たりはあるの?誰に襲われたの?」
デンタは聞いてきた。そして私は、
「どうなんだろう。」
すると、時計を見たら、もう9時を回っていた。
「いけない!私まだ夕飯食べてない!」
急いで階段を駆け降りて、台所へ行く。すると、お母さんが怒っていた。私はあの2時間、どうしていたのか。もしかして、あの記憶を思い出していたのかも。全ての記憶が何かを知ってる・・・。



「健輔!」
「何だよ!」
「見つけたぞ!」
「何が?」
「墓地世界、墓界。」
俺たちは、電界のほかに存在する世界を探していた。
すると、真が見つけたらしい。
墓地世界。通称『墓界』。名前の通りお墓ばかりの世界だ。
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