電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
私のいた町は梅林町。田舎といえば田舎ぐらいに田舎だ。名物も有名な生産なんて一切ない。それに市は電界なんてプログラムしていない。だから私は知らない事だらけ。多分きっと私は焦るだろうと予測していた。しかし、とても優しい人と友達に慣れて良かった。
「着いたね。」
智美ちゃんが言った。
私が昔の事を振り返っている間に学校に着いた。長かったけど短く感じた。多分話していたからだと思うけど。
「どこにいきたい?」
「うーん。どこって言っても知らないから決められない。」
智美ちゃんが言った後、私はそう答えた。
「じゃあ商店街に行く?ここからなら、市役所の場所も案内出来るから。」
智美ちゃんがそう言った。私はただこの町を知りたかったから別にどこでもいい。でもそしたら智美ちゃんが困るかも知れない。
私たちはそのあと商店街へと歩き出した。
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