魔法使いのメルヘン
「く、くるしいぞな」
そういいながらも、メルヘンの表情はいい笑顔であった。
「ま、ママーン会いたかったよぉ」
なぜか守護神のくりくりざえもんも抱きついていた。
しかし、ママに頭を鷲掴みにされ、投げられた。
「邪魔すんな、くりいやゴキブリが、むくぞ」
言葉を投げつけたママはさらにギュッとメルヘンを抱いていた。
「メルヘンちゃん、可愛い、もう、離さない」
「く、きゅ、くるしいぞな」
「ま、ままーん、会いたかったよ。僕はめげませーん」
守護神は負けずにメルヘンママに抱きつきに行った。
しかし、またも頭を鷲掴みにされて、投げられた。
この行動が24回繰り返されていた。さすがにメルヘン
「はっ、あらまぁ、メルちゃん」」
メルヘンは目を回していた。
「だ、大丈夫、メルちゃん」
「めーーーーーー、だめぞなー」
メルヘンは気を失った。



「う、うーーん」
メルヘンは目を覚ました。すると台所の方向から味噌汁の匂いがしてきた。
それにともない、台所から声が聞こえてきた。
「このあげもの頂き、うんめーうんめーよこれ何ままーん」
どうやら守護神の声だ。
「もうかってに食べたらだめよ、それはね揚げたクリよ。ふふ共食いね」
「・・・・・・」
守護神は静かになった。
メルヘンは台所に行きメルヘンのママに伝えた。
「あら、起きたのね、メルちゃん」
「お、お母さん、おかえり」
「うん、ただいま」
今日は楽しい休日になった。メルヘンであった。

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