純愛 ~守りたい~

続けて、


『最近、羽田さんどうしちゃったのかね?話もしないんだけど、何かあったの?体調悪いのかしら?』


友達に話しかけた。



『さぁ?笑 先生なんかしたんじゃないですか?』


友達は言って、その後、


『じゃあ、帰りますね。』


と付け足した。










―― 卒業式。―――





やっと、この中学から離れられる。


そう思ったのと同時に、助けてくれた桐也や後輩、友達とも離れなくてはいけない事に、少し寂しさを感じた。





< 51 / 492 >

この作品をシェア

pagetop