復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜

「なに、どーしたの？」とみんなが心配そうにきいてくる。

「うう、足がしびれちゃって……」

奈々子が眉間にしわをよせて言うと、いっせいに笑い声があがった。

「やだー、正座なんてするからだよ」

「谷田さんって、面白いんだね」

足がしびれたまま照れ笑いをしていると、愛華が弁当袋を取ってきてくれた。

「ありがとう。あの、みんなのグループに入れるなんて、わたしすっごくうれしいよ」

奈々子は、今の気持ちを素直に伝えた。
愛華が満面の笑みで、腰をおろす。

「よかった～。これからは、あたしたちと一緒に行動しようね」

「よろしくね」と、今度はチョコレートを口の周りにつけたさえが、笑ってきた。

「ちょっと、ちょっと、それはマジでヒゲみたいじゃん」

愛華がお腹を抱えながら言ったので、奈々子も笑ってしまった。