復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
女子トイレにつくなり、愛華はドアを拳で殴りつけた。

「あいつが……マリが零にメールしてきた」

「ええっ」と、いっせいに声があがる。

「もう、マリとは連絡取らないって言ってたんでしょ?」

亜美が眉間にしわを寄せてきくと、愛華が昨晩のことを憎々しげに話し始めた。

昨晩……愛華は零のマンションに遊びに行っていた。
零がシャワーを浴びていると、携帯電話が鳴った。
なんとなく気になった愛華が、見てみると、

【mari.lovelove……】

というアドレスが表示されており、マリからのメールだと、すぐに気づいた。

【大切な話があるから、明日会いたいの】

その時点で、愛華の頭には血がのぼっていた。

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