夜明けを待って
そのまま朱里は走って病室を出ていってしまった。
「しゅ…り」
半分体を起こしたけれど、もう後ろ姿すら見えなかった。
「…とにかくゆっくり寝なさい。」
お母さんもそれだけ言って、振り向きもしないで病室を去った。
白い空間に、一人になった。
こんな所にいると、どんどんネガティブになる。
自分は病人だ、何て馬鹿みたいな嘘を吐きたくもなる。
「しゅ…り」
半分体を起こしたけれど、もう後ろ姿すら見えなかった。
「…とにかくゆっくり寝なさい。」
お母さんもそれだけ言って、振り向きもしないで病室を去った。
白い空間に、一人になった。
こんな所にいると、どんどんネガティブになる。
自分は病人だ、何て馬鹿みたいな嘘を吐きたくもなる。