夜明けを待って
そのあと看護師が採血を取りにきて、甲高い声で検査の段取りを話していった。


軽くうなづいて聞いて、一時間後にまた迎えに来ます…的な事を言われたような気がするけど。


環境のせいか、日頃の疲れが出たのか。


検査されている間も上の空で、結局何をされているのか分からず仕舞いだった。


喉の痛みが余計酷くなるような気がした。


「じゃあ須藤さん、ゆっくり寝てくださいね。」


看護師のその一言で検査が終わった事を悟った。
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