俺様のカゴの中
本物だ…。



本物の雷さんがいるっ…。



「大袈裟だな」

「会いたかったっ…」

「そうか。でもアレだな、まさか留宇が男を家に呼ぶとは思わなかった」



ん?



虎宇とアスカもいるでしょ。



雷さんに着替えると言われてリビングに行くと虎宇とアスカがいない。



テーブルの上には虎宇の字で書き置きがあった。



『留宇とその他へ。アスカが早番で俺が生き物係なので先に帰る』



生き物係って!?



朝早く学校に行くの?



続きは?



『留宇の寝顔見たヤツ、留宇に触ったヤツ、社会的に抹殺するんでそのへん弁えねぇと本気で地獄行き。虎宇』



あははっ、虎宇らしい。



ありがとう、虎宇。



でもみんなまだ寝てる…。



「オイ、祐。起きろ」

「ん~っ…」

「カズ、テツ。学校どうした」



雷さん、保護者みたいなこと言いながら蹴って起こすのはどうなの?



でも学校っ!!



「たっくん!!カズ君!!てっちゃん!!学校だよ!!」

「「おはよ~…」」



雷さんに蹴られた場所を押さえながら起きたみんな。



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