俺様のカゴの中
ソファーに座ってたカズ君を蹴り落とした雷さんは見事に不機嫌。



「「雷さんっ!?」」

「テメーら、まず正座だ」

「「…………」」

「誰の許可得て誰の酒飲んでんだ?しかも俺んちで。勝手に。ほとんど空」

「こ、虎宇が飲んじゃえって…言ったもんね…」

「じゃ、全部虎宇のせいか。お前らは共犯者じゃねぇんだな?酒くせぇけどな」

「「ごめんなさい…」」


ひとりずつの頭を軽く叩いた雷さん。



やっぱり優しい人だ。



「今日中に酒屋回って全部揃えて来い。できなかったら一生出禁。ついでに倉庫も返してもらう」

「そんなのひでぇよ!!」

「なんか…言ったか?」



極悪人でした。



でも勝手に飲んだみんなが悪い。



「なぁ、留宇」

「あたっ、あたしは止めたの!!みんな勝手に飲んだの!!」

「飲んで?」

「ないっ!!ちゃんとお留守番したっ!!」

「へぇ~、これがちゃんと留守番した結果ねぇ~…」

「き、昨日だけだし…」

「留宇は今日、学校に行けません。なぜなら、俺の神経を逆撫でしたから」



どこらへんで逆撫でしたの…。



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