俺様のカゴの中
夜に出直しますと言ったたっくん達がソロ~リと帰った後、雷さんにソファーに座らされた。



ケータイを取り出した雷さん。



どこに電話するのかと思えば…。



「お世話になってます、2ーAの新島留宇の保護者の者ですが。はい、本日は頭が痛いと言うので様子を見てみます。えぇ、よろしくお伝えください。失礼しま~す」



本当に学校に電話したよ…。



パタッとケータイを閉じた雷さん。



その目に殺される…。



こっちを向いた雷さんの鋭い視線…。



「誰が部屋に男入れていいって言った?」

「と、友達…だよ?」

「だからわかってねぇって言ってんだよ」

「意味がわからない!!」

「わからせてやるから来い」



へっ!?



えっ…?



本気で怒ってる?



荒く掴まれた腕。



ベッドに投げられた。



瞬時に押さえつけられた腕。



「雷っさん…?」

「黙れよ」



雷さんが…怖い…。



別人みたいな…。



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