「やったぁ!遊園地!!」


「あんまり騒ぐなよ。」


「だって嬉しくって…私お父さんにダメって言われてて遊園地とか行ったことなかったんだもん。」


「ふーん…じゃあ最初の遊園地ってこと。」


「うん、最初のデートで最初の遊園地!!」




藍希があんまり嬉しそうに言うものだから、なんだかこっちもで嬉しくなってくる。



「ねぇねぇ涼君!!あれ乗ろうよ!!」


「うん、藍希の好きなトコ行っていいよ。」


「わぁ、ありがと!!ほら、早く行こうよ!!」


「おい、あんまはしゃぐとっ…ちょ、待てっ!おい藍希!!」




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