一番星
ほんとだ・・・

なんか安心する・・・

秋吉くん優しいな。

それからまた少し泣いた。

泣きやんだ頃には外は真っ暗。

隣にはまだ秋吉くんがいる。


「ごめん。
 こんな時間まで・・・」

「気にするなって。
 もう遅いから送ってやる。」

って家まで送ってくれた。


「あのさ・・・
 こんなときに悪いけどさ。
 俺と付き合わない?」

「・・・ほっ!?」

行き成りの秋吉くんの言葉に意味不明な言葉が出た。


「返事すぐじゃなくていいから。
 んじゃっ
 あと目!
 水で濡らしたタオルで冷やせよ!」

秋吉くんは言いたいことだけ言って帰っていった。

どうしよう・・・

告白されちゃった。

断る・・・?

でも不思議と嫌じゃなかった。

優しいし聖ちゃんを忘れるには・・・って私酷いね。

もう少し考えてみよう。
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