一番星
土曜と日曜は何をすることもなく過ごして月曜日。

麗と翔は相変わらず。

変わったのは満に拓也,そして和音の3人。


和音はニヤニヤしっぱなし。

朝顔を合わせるなり『放課後話聞いてー!』ってテンションが高かった。

満と拓也は一緒に登校してきた。

でも和音みたいに『報告する』みたいなこと言ってこない。

何も報告をしてこない満に少し怒りながらも話し掛ける。


「満!」

「泉。
 あんた携帯は?」

は!?

携帯?


「ポケット。」

「あたし何回も電話したんだけど。」

え!?

慌てて携帯を開くと画面は真っ暗。


「・・・充電してなかったみたいです。」

うぅ・・・

連絡がなかったのは自分のせいかぁ。

満も地味に怒ってるみたい。

反省反省。


「まぁいい。
 泉屋上。」

やっぱりいつものように授業をサボって屋上に行く。



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