恋口の切りかた
かしゃかしゃ、と
眼球らしからぬ硬質な音を立てて、『砕けた目玉の破片』が床の間に落ちて散らばった。
「ふえ……?」
間抜けな声を出してしまった私の前で、
霧夜は刀を投げ捨て、右目のあった場所に指を突っ込んで何かを取り出して──
今度は金属音を響かせて、何かの部品のようなモノが床の間の上に放り出された。
「よく出来てただろ、コレ」
ぽかーんと彼を見つめている私に、霧夜は何もなくなった右目の位置を散切りの前髪で隠して、ニヤッと笑って見せた。
「義眼だよ」
眼球らしからぬ硬質な音を立てて、『砕けた目玉の破片』が床の間に落ちて散らばった。
「ふえ……?」
間抜けな声を出してしまった私の前で、
霧夜は刀を投げ捨て、右目のあった場所に指を突っ込んで何かを取り出して──
今度は金属音を響かせて、何かの部品のようなモノが床の間の上に放り出された。
「よく出来てただろ、コレ」
ぽかーんと彼を見つめている私に、霧夜は何もなくなった右目の位置を散切りの前髪で隠して、ニヤッと笑って見せた。
「義眼だよ」