大好き、ばいばい【実話】
結局二時間たっても見つからなくて、
そろそろ彼も疲れてるだろうし...
彼にとって私なんて赤の他人だし。
「あの、もういいですよ..本当にご迷惑おかけしました...
学校もあるんだし。」
「本当にいいの?」
心配そうに眉をよせる彼の顔が私の胸を更に高鳴らせる。
「....はい。」
本当はもっと一緒にいたい。
俯きながら自分の鞄を抱きしめる。
すると、
私の頭に彼の大きな温かい手が置かれる。
「!?」
驚いて顔を上げると、
「遠慮ならすんなよ!っていうか
いつでも呼んだら助けるからね。
いつも同じバスに乗ってるでしょ?」