キラめく堕天使
なんだ。
アメシスは両腕を伸ばして気持ち良さそうに伸びをした。
「じゃあね。おやすみなさい。ジュラ。」
言うとその姿は淡くなって揺らぎ、地面の一点に向かって紫色に発光しながら集まって行った。
紫の光は、固まって、アメシスがしていたピアスの形になった。
オレはその細長い円柱を摘み上げた。
身に付けろったって。
試しに耳元に持って行って見た。
手を離すとぽとりとそれは地面に落ちる、ハズが、耳にがしっと食いついてきた。
何なんだ!?
とっさに思いついたのは、川の水に自分を映すことだった。
けれど、水面は穏やかでなくてとても自分の姿を写してくれそうになかった。
鏡、なんてないよな。
思いつつ、歩き出した。