あたしの彼氏は先生


「先生ッ…あ…の…私…先生の…ことが…」

ギュッ”

私は先生に手をひかれそのまま先生の胸の中。



「せ…んせ……?」



「それ以上言うな…」

それからしばらくして

わかったな?”

といつもとは違う優しい瞳で言った。

「……なんで?」


私は自分の気持ちが抑えきれなくなった。

だから聞いてしまった。


「…お前といると自分が自分じゃないみたいなんだよ…でもお前といるとありのままの自分を出せる。だけどそれ以上言うと俺が抑えきれなくなる。」


そう先生は言った。


抱きしめられてるから顔はよく見えないけどきっとどこの男の人よりもかっこよく綺麗だろう。

(やばい…泣きそう…)

そんな風に言われるとなんだか告白されてるみたいに感じるよ。


でも違うんだよね。


私と先生は普通の教師と生徒。
だから付き合うとか好きだとか言ってたらいけない関係になっちゃうんだ…



だから先生は私に最後まで言わせてくれなかった。



その答えが“NO”だって言うことを知っているから。




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