荊姫~第二章~
「………ユ……キ…」

「っ!?」

女の人の顔はやけただれて分からなかったが

その声は懐かしく心の底から切なさがこみ上げてきた

「ど………し…て?」

女の人は這いつくばりながらユキに近づいていった

「………いや…」

ユキは後ずさりながら

自分の姿が子供になっていることに気づいた

「……私の姿が」

「……ユキ………どうして?」

ユキが呆然としていると

女の人がユキの身体を這い上がってきた
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