荊姫~第二章~
「……あのっ」

ユキが目の前の男に話しかけようとすると

―その゙大切なもの゙……私が壊してあげる

周りに女の声が響いたと思ったら

ユキを激しい頭痛が襲った

「っ痛……」

ユキはあまりの痛さに目を閉じて

その場にうずくまった
< 92 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop