荊姫~第二章~
しばらくして頭痛が収まり

立ち上がり顔を上げたユキの瞳に映ったのは

燃えている沢山の家と

倒れている人々

「……なに………これ」

ユキは目の前の光景に

ただ立ち尽くしていた

『ここから先は行かせんぞ!!』

『姫様を守るんだ!!』

どこからか声が聞こえてきた

ユキはそちらへ走っていった
< 93 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop