処女上等!

『真面目に聞いてほしい。』

猛が言った

『何よ改まって〜。お金がないの?』

秋穂はふざけ続けた

まるで続きの話しを怖がっているかのように…


『お前が好きだ!』


猛が叫んだ

『え…』

秋穂の表情が固まる

まるで思考が停止したように何も考えられなくなった

『な…なんの…冗談…?』

秋穂が震える声を絞り出す

『冗談なんかじゃない!もう自分に嘘を付きたくないんだ。』


『嘘だ…夢だよこれ…だって…愛美さんがいるもん』

『愛美とは別れた。』



………
< 86 / 92 >

この作品をシェア

pagetop