処女上等!

『だってさ…』

秋穂が俯く

『だって…何?』

猛が聞いた



『だって…猛のキス覚えてないもん。』

秋穂は恥ずかしさのあまり振り返った

『え…それって?』

猛が目を見開いた

『バカ!女の子に言わせないでよ。』

『ごめん。』

猛は後ろから秋穂を抱きしめた

そして肩に手を回し正面に向かせた

見つめ合う二人

『変な顔。』

秋穂が言った

『うるさい。』

猛が言う

徐々に唇が近付いた

胸の鼓動が激しく鳴りはじめる



………
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