グリンダムの王族
「はい!自分、近衛騎士隊、隊長、
レニアス・オルソンでございます!」

「申し訳ないんだけど、一緒に稽古させてもらっていい?
1人誰か相手してもらいたいんだけど、、、」

王子妃の申し出に、隊長は目を丸くした。
少し動揺したように騎士達を見ると、またセシルに目を戻す。

「ですが、、、。
危険です。稽古では真剣を使用いたしますので、、、」

「当然でしょ」

セシルはそう言ってちょっと笑った。

「心配いらないわ。
グリンダムでは毎日騎士相手に剣の稽古をしていたから」

隊長はまた驚いたように、目を見開いた。



王子妃が騎士と混じって剣の稽古をしているということは、すぐにクリスの耳にも伝わった。

彼はその報告に、「早速、本性を現した」と鼻で笑った。
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