グリンダムの王族
あとがき
ファンタジー第3弾でした!
終わりました!

終わってみると、またページ数少なくなってますね。
すごい書いてるつもりなのに、、、。

今回、物語の主人公は3兄弟ということになっていますが、
私の中で、この物語を支えた役者はラルフとクリスです。

ラブファンタジーだってゆってるのに、
愛の無い男、ラルフ。
結婚してるらしいけど、王妃も息子もちらっとも絡みません。
恐らくそんなに真面目に交流してないでしょう。。。
頭の中は政治のことばかり。
そんな人、居てもいいですよね。たまには。

それと反対に、
愛だの恋だのばっかりのクリス。
この子は書いてて楽しかったです。
よく泣く男の子でしたね。
まったくかっこよくない。
それでもなんだか可愛くて、愛おしいキャラでした。

この2人が受け入れられないと、この物語自体受け入れられないですね。
そんな危険なキャラを書いてしまった、、、。

そして、またかわいそうな人が、、、。
ごめんなさい、アラン。

今更ですが、アランとセシルの幸せな結末を望んで読むとものすごい裏切りと感じるはず。ごめんなさい、、、。
私も書きながらアランが凄い好きだったので(そんな気持ちは見え見えのはず)、一瞬なんとかならないかと思ったのですが、運命を受け入れて前向きに生きるセシルの強さを書いてしまったら、もうどうにもなりませんでした、、、、。
クリスは絶対譲らないし。
「きみが幸せなら、、」って言えるキャラでない。
なんであんなバカ王子(!)が幸せになって、アランが不幸になるんだ!!と思ってくださった方、アランを愛して下ってありがとうございますと言いたいです。

色々書いてきましたが、兄弟という関係を書いたのは初めてでした。
いちおう脇役風に兄弟が出てきたりしているけど、
こうメインキャラが兄弟っていうのが初めてです。

それもまた、私の中で新しくて楽しかったです。

読んでくださった方、有難うございました。


※おまけ物語でその後のファラント夫婦のお話を短編として書きました。
『クリス王子とセシル姫』です。(なんのひねりもないタイトル(苦笑))









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