不思議の国のアイツ -暴走族総長純情伝-
第2節:学校生活
授業初日、高校の授業はどんな感じかちょっと期待していた。
そして、実際、授業が始まると私立からかどうかわからないけど、もの凄く機械的な授業だった。
授業の担当の先生は、私語を話すことは一切なく、生徒をあてたりすることなく、まるでそこにいる私達がぬいぐるみの様に一方的に話をするだけ。
私は、先生がどんどん書いていく黒板を書き写すのに必死。
午前中の授業だけで私は、疲れきってしまった。