不思議の国のアイツ -暴走族総長純情伝-



「悪いけど、このコンビニでちょっと待っててもらえるか?」


ジュンは、私を紅蓮の集会があった駐車場から少し離れた場所にあるコンビニの前に降ろす。


「・・・いいけど。」


私は、他にいう事が出来ない雰囲気。


私が答えるのを確認するとすぐに、ジュンはバイクでもと来た道を戻っていった。


「まいったなぁ~・・・」


しょうがなく私は、コンビニに入り雑誌を見て、時間を潰す。


10分・・・・30分・・・・・1時間が経ってもコウやジュンが迎えに来る様子はない。

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