かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~



「たしかに、カッコいいだろうな~」

「うん、絶対素敵だよ~」

「あ、でも祐介くんの事は?誤解とかといて彼氏いますって言った?」


祐介くんとの事は、もうのんちゃんに話したから、
心配してくれたんだけど…話せないんだよね…実は。



「ううん…それが…陸くんが二次会でちゃんとするから言うなって…」

「じゃ、告白の返事は?」

「うん…その事はちゃんと断ろうと思ってるんだけど…なんか避けられてて…」

「あらら…大丈夫?」



そうなのだ。

あれ以来、なんか避けられてて…

祐介くんからしたら、気まずいんだろうけど、
こっちはちゃんと断りたいから困るんだよね。

幹事の仕事もなんかやり辛い…。




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