SECRET


車に乗ってから…

「クララ元気ないね」

南が不思議そうにクララに聞いた。



「………」


クララは外を見ていた。





「疲れたんじゃない?」


アスナが答えた。



「まぁ気疲れだけどね〜」


アスナはため息をついた。




「テレビ局も入ってたしね」


「だよね」




いつもなら誰よりも喋るのに…



「…クララ?」



私が声をかけるとはっとして、何事もなかったかのように笑った。

「レナは人気モノだね」



「え…?」















「吉敬くんもHARUさんも…高木さんもレナのことばかり言ってた……レナは…お兄ちゃんのなのに……―」







< 96 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop