SECRET
車に乗ってから…
「クララ元気ないね」
南が不思議そうにクララに聞いた。
「………」
クララは外を見ていた。
「疲れたんじゃない?」
アスナが答えた。
「まぁ気疲れだけどね〜」
アスナはため息をついた。
「テレビ局も入ってたしね」
「だよね」
いつもなら誰よりも喋るのに…
「…クララ?」
私が声をかけるとはっとして、何事もなかったかのように笑った。
「レナは人気モノだね」
「え…?」
「吉敬くんもHARUさんも…高木さんもレナのことばかり言ってた……レナは…お兄ちゃんのなのに……―」