forever~愛しい人へ
とりあえず…メールするか。
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宛先:bb-bxkx89@..
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件名:(´ω`)♪
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神崎君に聞きました!
顔がわからないんで
誰か一致しませんが
よろしくお願いします
☆ひな☆
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送信完了♪
携帯をポッケにしまい、
パッとりょーちゃんを見ると
思いっきり目が合った。
……逸らしたくても
りょーちゃんの真剣な目から
逸らすことができない。
「ぷっ(笑)」
「な…っ…なによ」
「お前顔赤いぞ」
りょーちゃんにそう言われ
余計に恥ずかしくなる私。
目があって赤くなるとか
私どうしちゃったの?
「陽菜可愛いーのな♪」
「…っ!可愛くない!」
「また赤くなった(笑)。」
赤い顔を見られたくなくて
私は机に顔を伏せる。
陽菜~陽菜~と横から
りょーちゃんの声がするけど
完全無視な私です。
それと同時に授業終了の
ベルが鳴った。
ガタガタと帰る準備をする音が
周りから聞こえてきた。
隣からは何も聞こえない。
(もう帰ったよね?)
ホッとして顔を上げると
目の前にりょーちゃん。
「な…にしてんの」
「怒ってるかなって」
「怒ってないよ!!」
そう言うとりょーちゃんは
ニコっと笑い軽く私の頭を
撫でて帰って行った。
うん…つくづく謎な人。
でもね、自分で思うんだ。
嫌いだって思ってた人に
こんな仲良く話せないし
ドキドキしたりしない…
私、もしかして…。
ってないよね?ないない!
自分にそう言い聞かせて
私も身支度を済ませて
教室から出た。
