超人番長ハイパーマン！

金色のオーラに包まれた体で飛び立った勢いそのままに物体に突撃してゆき、装甲をブチ抜いて内部に突入した。

そしてスピードを落とす事なく壁といい床といい、さえぎるもの全て突き抜けて行く。

そのハイパーマンの攻撃は直線的な物ではなく、あっちに行ったりこっちに行ったりであったが結果論的に超効率的なモノになっていた。

ハイパーマンは適当に暴れているつもりだったが、侵略者達にとっては『ここだけは何があっても守る！』と思っている所や『ここだけはそっとしといてね』と思っている所だけをピンポイントに、かつ徹底的に破壊されていた。

それはハイパーマンだけが成せる偶然だったが、そんな事は知るよしもない侵略者達は上回れたと勘違いして恐怖した。