超人番長ハイパーマン!
充分に破壊したと判断したハイパーマンは、入ったのとは別の穴を開けて外部に出た。

そして下から物体を見上げるとおもむろに物体に両手をついて雄叫びをあげた。

「ハァァァイパァァァァァァー!」

こめかみの血管が残らずブチ切れそうな叫びと共に物体を下から押すハイパーマン。

するとアンカーで空中に固定されているハズの巨大な質量が動き出す。

その理論的にあり得ない現象を目の当たりにして、とうとう侵略者達の恐怖は限界に達した。

総員が船を捨て避難ポットに移乗して宇宙空間へと脱出したのである。

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