~*地味だった少女♪*~





 『子音・・・ごめ…ん…なさい』




っん・・・夢…か


またこんな夢見ちゃった。


私は今中学三年生で受験生。


私…勉強しながら寝ちゃったんだ。


今は、土曜日の昼だから家には誰もいないはず。


両親は仕事で兄や妹は友達とどこかへ行っているはずだから。


次第に涙が出てきた。


私はメガネを取り涙を拭いた。


今は自分の部屋に居るためおさげではない。




 『子音・・・いつになったら私を許してくれるの?いつになったら私はこんな格好をしなくていいの?』




涙は止まる事を知らない様に沢山流れる。




 『子音・・・もお沢山友達できたでしょ?お願いだからまた私と仲良くして・・・うっう』




私は、誰もいない家で声を抑えて泣いた。


けどこの時たまたま家に居た兄達に聞かれてたなんて。













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