おかしな国の住人たち






そのすきになんとか海に入ってシンデレラが鏡をとります。




「はいはい、泡は必要ないのよ♪」




シンデレラはにっこり笑いながら泡になった人魚姫に向かっていいました。




「ふん、ひがみね?いくら私が美しいからって」




「なんですってぇ?」




まったくめんどくさい二人。ほんと似てる。




ブリンは泡とけんかしているシンデレラを死んだ魚の目で見つめました。




「シンデレラ!早くしてよ!!こっちは妹探さなきゃいけないのよ」




ぶたたちが急かします。




シンデレラはふん!と鼻を鳴らすと、こちらに向かってきました。




「じゃあね、ブリン。ありがと♪サインならいつでもあげるわ〜」




シンデレラは微笑みながら手を振りました。




「いらんわ!」




ブリンは後ろ姿のシンデレラに向かってぼそっといいました。










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