おかしな国の住人たち






「じゃあ、あの呪文も意味なかったってこと?」




「ああ、それは好きな言葉を適当に入れなさいって言われたからつけたの。素敵で可愛らしい呪文でしょう?」




「適当にって言われた時点で終わりやないかい!しかもセンスなさすぎや!!」




今度はすかさずジャックがツッコミました。




すると…




「だあれ♪あたしの名前を呼んだのは…」




と窓から不気味な声がしました。




恐る恐る全員が振り返ると、そこには赤い防災ずきんを被ったブリコタ……いや赤ずきんが仁王立ちで立っていました。




笑顔なのに恐ろしいぐらいに黒いオーラを出しています。




「あはは……誰がブリコタジア・マッケンリーだってぇ?」











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