空を見上げる


「なにしてんの?美奈!」


…はっ!?


振り返ってみると、
身長は180㎝ほどあって
かなり明るめの
茶色がかった髪の毛の男が
走ってきた。


「美奈?
…あっ!
すみません!
間違えました。」


うっわ…
カッコイイ…
…じゃなくって!


「えっ…
えっと…
えっ…
なんで私の名前を
知ってるんですか?」


急に…なんか…
知らない人に
名前呼ばれると
チョーパニクるんですけど!!!!


「あっ!
すみません。
俺は
関口 空
って言います。」


え…
えっ!?


「いや…
あなたの名前じゃなくて…
どうして私の名前を
知ってるんですか?」


その男の人もめっちゃ
パニクりまくって
目が泳いでるし…


なんて思ったら、
急にハッとした表情をし、


「あっ…
そういうことですか。
いや…
人間違えをしてしまいました。
幼なじみが美奈っていって…
もしかしてあなたも
美奈っていうんですか?」


と、質問をしてきた。


え?
ちょっ…
ん???????????
幼なじみ!?
…あ!
そういうことか!
私をその幼なじみの子と
間違えちゃったのか!
それで、その子も
私と同じ名前で
‘美奈’って言うのか…


やっと納得!


「はい!
そうですよ!」


「あはは(笑)
運命ですね♪」


///!!


は?
なっ…なにこの人…!!!!
天然?!
…じゃなくて、
いきなりなんなの?


*・・
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