レンアイ思想

男の人は、チラッとこっちの方に振り向く。


・・・目が合った。




私は


「それー、私のポーチなんですーー!!」


と、タイムセールの女性スタッフに負けないくらい、デカイ声で叫んだ。



男の人は、手に持ったポーチを見て、こっちに歩み寄ってきた。


「これ、アナタのなんですか??」


男の人が私をまじまじと見ながら喋る。



「そうなんです・・・。落ちてたんですか??ありがとうございます・・・。」


私は男の人からポーチを受け取った。



良く見ると、この男の人、なかなか良い顔してるなぁ。


その男の人は、どことなく元彼に似ている。




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