あいらぶゆー2
「オマエなぁっ。ざけんなよ?」


舞を羽交い締めにしてやった。


嬉しそうに、オレの腕ん中でキャッキャとはしゃぐ声。


「そーいう冗談、下品だからやめろっつーの」


「本気ですってばぁ~!もうっ、信じて下さいよぉ…」


そんな時、オレらの横を素通りする、ずぶ濡れの男。


「うわ、さっきの…」


舞がチラとオレの顔を見る。


店から出たあの男は、店の裏手へ入って行った。


「…よし」


舞はそう言うと、オレが止めるのも聞かず。ヤツが入って行った店の裏手に顔を覗かせる。


やめろつって聞くヤツじゃないなと思い、オレも舞の後ろから顔を覗かせた。
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