あいらぶゆー2
「花柳さん…、まさかの修羅場ですよ!?止めないと…ヤバくないですか?」


相手に聞こえないよう、舞がコッソリ話す。


いや…大丈夫だろ、


オレも昔よくやられたし。


ま、オレの場合は病院送りにされたくねーから女から手出してくる事はなかったけど。暴言は、たくさん吐かれたかな…。


見た目、大学生の雰囲気の彼ら。


死ねとか言いつつ、それは、もう他に言葉がない時の最大級の攻撃で…実際この女がこれ以上手を出すようには見えなかった。


そんな間にも、店員が慌てて彼らの方へ近寄って来た。


「お客様、お怪我はございませんか?うわ…」


男はずぶ濡れで女の狂気に満ちた表情を見ようともせずうなだれている。二人のその姿を見て、一瞬店員はたじろいだ。


「絶対…許さない」
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