聖男子マリア様!? 聖なる騎士と天の歌姫
でさ。
百瀬の体育祭はほんとにすべての学年が一緒にやるもんだから。
面白い競技はいろいろ多くてさ。
見ているだけでも楽しめる。
「うちの学校もこんなんやったらええのになぁ」
と、招待客である隼人が言った。
トイレとかなんとか言って、席から抜け出してきたらしい。
本部でお偉い様に囲まれながら観覧ってタイプじゃないからなぁ。
「猫被るんも大変やねぇ、隼人君」
「ほんとやぁ。おまえがうらやましいわ、まぢで」
「おまえ、来年の生徒会長立候補したらええやん。そしたら学祭とか体育祭とか仕切れんちゃう? おまえが企画したらおもしろそうやん」
そう言うオレに隼人はプッと噴き出した。
「そんな積極的な台詞がおまえから出るとは思わんかったわ」
積極的な台詞?
そう?
「ほな、おまえが一緒に生徒会もやってくれるって言うならオレ、やってもええよ。実際、そういうオファーは来てるし」
「って、オレ。そんな時間ねぇよ」
「とか言ってるけど。ほんとは影響されまくりで、やりたいなーとか思っとるやろ?」
やりたいなーというか。
やれたらなーというか。